なりたい弁護士としての発信さえあれば、我々はそれを受けとめて、そこに対してフィードバックを返していく
ALGでなりたい弁護士になる
家永やりたいことを提案されたら基本的に止めないじゃないですか。今できるかどうかは分からないけど、基本的にやりたいということをプランニングして、意味があることだってなれば、うちの中ではきっとやれる。思ったより叶えてますよね。
谷川私達は常にやりたいことがあり過ぎて、それを実現するための時間とマンパワーが足りないっていう方が多いかな。
家永たしかに。新しい人たちが入ってきてくれて、入ってくればくるほど自分たちのやりたいことがやれるっていう状況ですよね。さっき谷川先生の禅問答があったけど、なりたい弁護士像を固めてもらわないと、なかなかどこに走って行くのか分からない。定まった弁護士像を敢えて否定する必要もないし、それがお客さんのためになるのであればどんどん提案して欲しいですよね。やりたい事件があったり、行きたい分野があったりとか、こういう業界に飛び込みたいであるとか。
谷川事件レベルでも事務所レベルでもいいですしね。
家永あとは経済とか、ビジネスの観点とかが入ってきてもいいですよね。幅広く事務所としては展開していく予定ですし。法律事務所としてやれることはすべての拠点で発展させていこうかなと思ってます。
谷川パートナー陣になればなるほど、みんなやりたいこと、なりたいこと、やってみたいことが豊富な方が多いじゃないですか。既に「なりたい弁護士になっているのか」と聞かれると皆が発展途上としか言いようがないですよね。
家永なりたい弁護士になりきれてないですよね。
谷川だから皆もっといろいろと、こんななりたい弁護士、俺はこんなんやりたいんだっていうのを強く持っていただいて、自分の心の中でおさめないで、積極的に所長やパートナーに発信して欲しいですよね。発信してくれると私達もひろいやすいですし。
家永それで私達としては、今のこの環境で無理なんだったら、環境を整えるのは私達の仕事だと思うし。そのために我々はいいアイディアはすべて採用してやっていきたいなと思うので。なりたい弁護士としての発信さえあれば、我々はそれを受けとめて、そこに対してフィードバックを返していく。この作業は弁護士事務所と、各個人の弁護士、両方の成長にとってはとても大事なことだなと思ってます。
谷川中にいる弁護士を使おうなんて思ってるわけじゃなくて、一緒に楽しみたいというか、成長したいというかそこに尽きますよね。