目先のものばっか追っているわけではなくて、計画して、マネジメントの観点持ちながら事務所運営している
10年後のALG
谷川10年後のALGって聞かれると難しいですね。
家永私達入って10年経ってないじゃないですか。僕が9年かな?10年経ってないから、今から10年を想像しようと思うと、入ってきてから今に至るまで以上のことを想像しないといけない。
谷川10年は結構すごいですよね。
家永長いよね。思ったよりたくさん時間はあるんだけど、7年、9年過ごしてみて思うのは、過ぎるのは早い。
谷川あっという間ですね。
ただ、私は常に変わらないといけないと思っています。この母体の大きさなので、2、3年同じことしちゃだめだと。2、3年ごとに新しいことにチャレンジして、新しい取り組みをしないとうちの事務所はだめだと。ということは10年と考えると4~5サイクルなわけでしょ。これは難しいですよね(笑)。
家永しかもそれはチャレンジする対象は変わって行くタイミングごとに、ひとつずつではない。10個やって1個あたるか、100個やって1個あたるかみたいな話もやはりありますよね。そうすると、その中で2、3年にひとついいものを見つけてチェンジしていって、変わっていって。もちろん、いいものを残していきながら。
チャレンジ精神を忘れずに、あとは情報に対するアンテナだよね。やはりいろんなところにアンテナを張っていかないといけない。
弁護士としての仕事だけにアンテナを張っているといけなかったりするので、そこはパートナーや所長達が俯瞰してものを見れるような立場、事件を処理する経験を踏まえて世界を見て、その中でなにか見つけて行けるものを探すっていうような立場に立った人が、しっかりと見つけていけないのかなと思いますね。
谷川こうするとおもしろそうじゃないですかという提案がほしいですね。儲かるか儲からないかは、そのあと考えればいいじゃないですか。おもしろそうっていうのは原動力として一番大きいですよね。
家永10年の間というか、ここ8、9年ないし、事務所が法人になってから各弁護士が積み重ねてくれた大切なものが信用だと思っていて。ALGに対する信用ってものをやっと積み上げられるぐらいの人数になって、各拠点や弁護士法人ALG&Associates 東京法律事務所でも自信を持って仕事もできるし、手探りの中でやるっていうのではなくて、うちにくればお客さんは安心だというのが自信を持って言える。お客さんも信用をうちに集めてきてくれるステージにやっと上がってきたかなと思う。自分たちができることを増やして行って、ALGさんならこれぐらいのことできるんじゃないのっていうところが発生していくといいのかなという気がしています。
家永私達10年で難しいと言ってるけど、片山代表とか金崎代表は10、20年後やさらに先を見ているんだよね。
私達が目先のとこばっか見過ぎていて、先のものを見て逆算して考えて行くっていうような、マネジメントの発想を持ってくれている人がいる。目先のものばっか追っているわけではなくて、計画して、マネジメントの観点持ちながら事務所運営しているっていうところがうちの特徴かなと思います。