私の就職体験記弁護士 アイヴァソン マグナス一樹

東京法律事務所 企業法務事業部 72期 弁護士 アイヴァソン マグナス一樹 (東京弁護士会所属)
専門部が分かれていることもあり、自分のやってみたい仕事をすることができる可能性が高いと感じます。
私は、最初に入所した事務所を4か月ほどで退所し、弊所に転職をしました。そんな私が後輩にアドバイスをするのであれば、就職活動は、慎重かつ計画的に行わなければならないということです。
弁護士の就職活動において、私はどのように進めればよいのかを迷っていたので、よく先輩にお話を聞きに行きました。
その中でよく聞いたのは、弁護士の就活は、縁で決まるものだという話です。確かに、多くの事務所においては、正式な面接を経たりすることなく、司法修習中に機会を得て入所するということがあります。それはまさしく縁というべきものでしょう。
縁によって、自分と相性のいい事務所と巡りあえた場合には、特に問題がありません。しかし、そうでない場合には、弁護士として業務に慣れなければならない大変な時期に就職活動をしなければならないという憂き目に遭うこともあります。
私が最初に入った事務所は、司法修習中の縁で入所しました。しかし、その事務所は、急激に組織体制が変化しており、新人を教育する余裕がなかったように感じます。
また、転職の際に、多くの修習同期に相談をしたのですが、その際、私と同じように縁で入所した事務所で思ったような働き方ができず、転職を余儀なくされている方が思いのほか多かったです。
以上の経験から、私は、縁で就職活動をするのは、一種のギャンブルであり、人生がかかっていることを考えると避けるべきであると考えます。
最後に、本就職体験記の趣旨に則り、少しだけ弊所について宣伝をします。まず、弊所には、先輩に質問をすることができる風土があります。また、専門部が分かれていることもあり、自分のやってみたい仕事をすることができる可能性が高いと感じます。
(私もまだまだこれからですが)弁護士として経験を積むことのできる素敵な事務所だと考えています。