私の就職体験記弁護士 町永 莉江子

東京法律事務所 医療事業部 75期 弁護士 町永 莉江子 (東京弁護士会所属)
医療訴訟を専門にできる事務所という特徴から、ALG以外の選択肢はありませんでした。
私は、医療訴訟を専門に取り扱いたいという希望があったために、就職活動においては、取扱事件の医療訴訟の割合を中心に調べて、志望する事務所を絞っていきました。
就職活動での情報収集を始めると、医療訴訟については、事件の難易度や勝訴率などから、扱っている事務所自体が非常に少ないことが分かりました。また、事務所の取扱事件として医療事件を掲げている場合であっても、医療訴訟の割合は非常に低く、あくまでも中心的に扱っている事件は一般民事事件である事が多いという事が分かりました。
この点、ALGの医療事業部では、担当する全ての事件が医療訴訟であると知り、非常に高い専門性があると感じました。また、このように専門的に扱うことが出来る理由には、大きな事務所ならではの経営の安定があるからだと感じました。それでいて、ALGの医療事業部では、友人知人などから頼まれた一般民事事件(いわゆる個人事件)を受けることが禁止されている訳でもないと知り、大きな魅力を感じました。
更に、ALGの弁護士が手掛けた訴訟は、医療訴訟の判決として判例検索のシステムにも掲載されており、事務所としての実力を実感したことは、第一志望にした際の大きな決め手です。
医療訴訟を取扱事件としている事務所であっても、年に1~2件程度という事務所も多い中で、ALGの場合には、医療調査も含めれば1~2年で触れられる事件は100件を超えます。医療訴訟という分野においては、あっという間に10年目の弁護士以上の経験数になる事があると分かり、このような事情が、ALGの手掛けた事件が多い理由の一つであると感じました。
もっとも、実際に取り扱う事件や数については、就職活動をして、複数の事務所を訪問しながら知っていった面もあります。たとえば、他事務所では、医療訴訟といっても、美容医療や薬害訴訟、歯科やペット訴訟が医療訴訟として扱われることがありました。これに対し、ALGの医療事業部の場合には、癌の見落としや、手術でのミスなど、ほとんどが保険診療で行われる診療行為が対象であると知ることができました。
以上のように、私は、複数の事務所での就職活動を行いながら比較検討をして、ALGの特徴や、他事務所では叶わない事件種・事件数について把握していきました。そして、最終的にはALGに絞りましたので、面接でははっきりと、「第一志望です」とお伝えし、採用して頂くことになりました。
現在、北は北海道から南は沖縄まで、全国から医療事件に関するご依頼を頂いており、充実した毎日を送っています。
※2025年7月末日時点でのインタビュー内容です