単なる事務所ではなく、一流の法律事務所を目指して各地域に展開していく
ALGにおける東京をはじめとする各拠点
谷川事業部制の強み。企業ははっきり言って事務所目線で見てても事業部制強いですよね。
家永事業部制ないと私は仕事できないですね。
谷川名古屋もほぼほぼ事業部制にしたいと思ってます。
家永そうだね。企業は特に専属作らないとなかなか仕事できないよね。うちの事務所が単なる事務所ではないというのは、結局ひとつの法律事務所、私たちの捉え方は事務所じゃなくて、地域における法律事務所をひとつ作るっていうふうに考えているから、やっぱり総合的に広い分野を取り扱えないといけない。自然とそこは経験年次が浅かろうが深かろうが、地域に根を張ることができる優秀な弁護士に所長になってもわらないといけない。
クライアントから弁護士として期待されることは、どこにいても変わらないので、そこは本部との情報共有だったりノウハウの共有の中で、一流の法律事務所を目指して各地域に展開していくということは我々としては考えているところですよね。
谷川単に事務所を置くことだけでもメリットというのは弁護士業界にとって非常に大きいんですよ。その市場を狙えるということで。ただ、市場を狙うためだけに出してしまうと結局お客さんの利益にならない。今相談している先生は優秀なんですか、優秀じゃないんですか、自分の悩みを本当に解決してくれるんですかっていうその不安につながっちゃいけないんですよね。そういう事務所がやっぱりあるので、優秀な人がほしいんですよね。
家永目指しているのは少数精鋭ではあるよね。少数精鋭じゃない人間ばかりがいても、法律事務所として機能するかというとそうではない。ひとつの法律事務所としてしっかり機能してもらおうと思ったら、やっぱりボス弁じゃないけど、所長としてしっかりと法律事務所を運営している人間がいて、みんながついてきてくれるっていう環境を各拠点ですべて整えて作っていかなきゃいけないとは思っています。単に出せばいいとかっていう発想よりは、優秀な人間と、良いエリアの両方が揃って初めて新しい拠点が出せるっていうのがうちの考え方ではあるかな。
谷川各拠点があって本部、本部があって各拠点が活きるっていうその相乗効果を狙っているので、本部のために拠点があるというわけではないですね。本部の集客、本部の利益のために各拠点があるというのはこれは絶対に違う。むしろ、本部がやり始めたことで各拠点が利益を得ることはたくさんありますよ。
家永逆にある拠点がやり始めた結果、本部のほうにフィードバックも生じてくる。
谷川お互いが成長して、ですよね。
家永一法人として、やっぱり総合的に成長していって拡大していって、大きくなって、出来る限り中にいる人たちもみんな成長して幸せになってもらってというのがベストかな。