私の就職体験記
弁護士に対しても思いやりを持つことができる事務所であれば、事務所の環境も間違いなくいいと考え、当事務所にぜひとも入所したいと思いました。
千葉法律事務所 69期 弁護士 大木 昌志 千葉県弁護士会所属
私の就職活動は、大きく分けて実務修習開始前と、修習後半の2つの期間に分けられます。双方の期間では、就職活動の内容も考え方も大きく異なっていたので、本体験記では、当該2つの期間に分けてお話しさせて頂きます。1.実務修習開始前 まずは、実務修習開始前の就職活動についてお話しします。当時は、明確にどのような事務所に行きたい、というビジョンは持っていなかったのですが、とにかく、実務修習が開始する前には、弁護士事務所の内定は絶対に得ておきたいと考えていました。
法的知識に加え医学的知識が自負できる強みへと昇華するであろう、と考えております。
東京法律事務所 医療事業部 70期 弁護士 上田 圭介 東京弁護士会所属
70期の上田と申します。就職体験記を執筆するにあたり、弊所からの採用内定通知書を机の中から引っ張り出してみました。確認すると、内定通知を受けたのは平成29年12月27日でした。これを読んでいる司法修習生の皆さんは、「12月27日なら導入修習直後に決めたのだな。早めだな。」などと思ったかもしれません。残念ながら、その感想は誤りです。私は70期ですから、導入修習が始まったのは、平成28年11月であり、平成29年12月27日といえば既に2回試験の合格発表も終え、同期の一部は既に弁護士登録して働き始めているような時期です。
弊所は、充実した研修や経験を積むことができることはもちろん、魅力的な弁護士であふれています。
埼玉法律事務所 70期 弁護士 橋本 雅之 埼玉弁護士会所属
念願の司法試験に合格した瞬間、安堵の気持ちの一方で、いわゆる上位ロースクールを卒業したわけでも、司法試験に初回で合格したわけでもない私が、就職できるか不安でした。就職するうえで私が重視したことは、3点ありました。1点目は新人研修が充実していること、2点目は早期の段階から十分な経験を積むことができること、3点目は信頼できる弁護士がいることでした。そこで、私は、当該3点を指針に就職活動を始めました。
私にとってALGは、最初から最後まで具体的な説明をしてくれ、内定をもらうまで一貫したイメージを持ち続けることができた点、非常に魅力的な事務所でした。
東京法律事務所 企業法務事業部 71期 弁護士 大平 健城 東京弁護士会所属
私は、司法試験の受験から合格発表までは、ほとんど就職活動を行いませんでした。その理由については、特別意識していたわけではありませんが、何となく落ちているかもしれないとの不安があったのか、合格発表までは、就職活動に身が入らず、求人の情報を確認する程度で、履歴書を作成したり、面接に臨んだりしたことはありませんでした。
当事務所は、非常に風通しの良い事務所であり、先輩方は、いつも丁寧に指導してくださいます。
大阪法律事務所 71期 弁護士 上林 祐詞 大阪弁護士会所属
私が当事務所に履歴書を送ったのは、司法試験合格発表後でした。私は、司法試験の合格発表まで、就職活動を全く行っておらず、それまで、法律事務所を訪れたのも法科大学院時代に行ったエクスターンシップのみでした。エクスターンシップでは、指導担当の先生が丁寧に指導をして下さり、法律事務所で働く弁護士業務を肌で感じることができたものの、あくまで研修生という立場もあり、その期間もわずか2週間であったため、実際に自分自身が弁護士として、法律事務所で働く具体的なイメージが湧きませんでした。
各人の考え方を尊重するという柔軟な組織であり、私の稚拙な考えにも十分耳を傾けてくれました。
横浜法律事務所 71期 弁護士 白須 黛 神奈川県弁護士会所属
多くの法律事務所は、司法試験の合格発表後に採用活動を本格的に始動します。私も、合格発表まではいくつかの事務所の事務所説明会に参加したのみで、実際に履歴書を送ったり、面接を受けたのは司法試験合格後でした。私が就職活動にあたって意識していたのは一つだけです。そしてそれは、就職活動を行う皆さんにも是非お勧めしたいことですし、多くの事務所から内定をもらうよりも大切なことだと考えています。
専門部が分かれていることもあり、自分のやってみたい仕事をすることができる可能性が高いと感じます。
東京法律事務所 企業法務事業部 72期 弁護士 アイヴァソン マグナス一樹 東京弁護士会所属
私は、最初に入所した事務所を4か月ほどで退所し、弊所に転職をしました。そんな私が後輩にアドバイスをするのであれば、就職活動は、慎重かつ計画的に行わなければならないということです。弁護士の就職活動において、私はどのように進めればよいのかを迷っていたので、よく先輩にお話を聞きに行きました。
交通事故案件に特有の知識を学ぶことができているため、今学んでいることは、弁護士としての強み、武器になるだろうと感じています。
東京法律事務所 72期 弁護士 有村 朋江 東京弁護士会所属
法律事務所の就活は、司法試験受験後や合格後から始める方が多いと思いますが、私が就活を始めたのは、導入修習開始後の時期でした。就活において私が行ったことといえば、司法修習生向けの求人サイトで情報を集め、事務所説明会に行き、面接を受けるというごく普通のことだけでしたが、重視したポイントが二つほどありました。
顧問先も増やせるように活動をしてるとお聞きし、新しいことにもチャレンジしていくということに、面白さを感じました。
名古屋法律事務所 72期 弁護士 佐々木 滉 愛知県弁護士会所属
72期の佐々木と申します。弁護士事務所に就職するにあたって、様々な条件を考えておられるかと思います。待遇、案件の種類、職場環境、自己や事務所の将来性、受任へのつながり方など、要素はいくつかあると思います。職場環境は、分からないことがあった場合の対処の仕方、同じ事務所内の他の弁護士に相談できるのかできないのか、案件を振られて放置されるのかされないのか、新人弁護士のステップアップへの考え方、事務所の方針が固定的かどうか等々、事務所によって様々かと思います。
千葉法律事務所 69期 弁護士 大木 昌志 千葉県弁護士会所属
私の弁護士就職体験談
弁護士に対しても思いやりを持つことができる事務所であれば、事務所の環境も間違いなくいいと考え、当事務所にぜひとも入所したいと思いました。
私の就職活動は、大きく分けて実務修習開始前と、修習後半の2つの期間に分けられます。双方の期間では、就職活動の内容も考え方も大きく異なっていたので、本体験記では、当該2つの期間に分けてお話しさせて頂きます。
1.実務修習開始前
まずは、実務修習開始前の就職活動についてお話しします。当時は、明確にどのような事務所に行きたい、というビジョンは持っていなかったのですが、とにかく、実務修習が開始する前には、弁護士事務所の内定は絶対に得ておきたいと考えていました。自分で言うのも憚られますが、私は「若い・独身・男性・健康」という、いわゆる地方の修習地になりやすい要素を全て兼ね揃えていたので、どこの修習地になっても慌てずに済むように、事前に就職先を決めておきたかったのです。
そこで、まずは毎年10月初旬に東京三会が開催する修習生合同説明会に参加しました。こういった、大規模かつ正式な説明会に参加する(できる)事務所であれば、少なくとも得体の知れない事務所ではありませんし、まずは色々な事務所に接して話を聞いてみたかったのです。
そして、興味を持った事務所に対して積極的にエントリーし、修習開始前から導入修習の間も、就職活動を続けていました。その結果、無事に実務修習開始前に内定先を獲得し、安心して修習に専念することができました。
なお、私の修習地は、松江(島根県)に決まりました。今考えても、事前に就職活動をして本当に良かったと思います。
2.修習後半
次に、修習後半の就職活動についてお話しします。修習後半というのは、具体的には、分野別修習の第4クールが終了した、8月中旬頃からになります。
この時点で私は、弁護修習を通じて強く感じたことがありました。それは、「司法試験や二回試験に合格しただけでは知識も経験も極めて不十分」ということです。
弁護修習で何度か法律相談に同席させて頂いたのですが、相談に来る依頼者は、とにかく色々なことを調べています。インターネットが発達している現代だからこそ、まずは最低限の知識を調べたうえで、それでも分からない、対応できないことを弁護士に相談しに来る人が多かったです。当時の私は、依頼者が調べてくることですら理解できず、指導担当弁護士と依頼者が話している中、置いてけぼりになることが多かったです。このような体験を経て、私は、弁護士としてとにかく早く成長したい、そのためにも、自分が成長できる事務所を貪欲に求めたいと考えるようになりました。
そこで、私は改めて、内定を得た事務所とは別に、より自分が成長できる事務所は無いかと、ひまわり求人のサイトを足掛かりに様々な事務所のホームページを閲覧しました。実務修習前の就職活動では、あまり意識していなかったのですが、この時は、ホームページに載っている事務所の理念や、所属弁護士のコメント等を細かく見て、事務所の特色を把握することを意識していました。
そのような中、出会ったのが現在所属している当事務所です。「顧客満足ではなく、顧客感動を」という理念の下に、事業部制を採用して専門特化した弁護士を輩出するという方針にも興味を惹かれましたし、年俸制という安心感がありながら、利益配当型業績給を採用していて、自分が努力すればするほど利益を得ることができる、という環境は、成長を求める私にとってうってつけでした。
また、当事務所は、当時まだ松江で修習中だった私の負担を少しでも減らすように、面接の回数や採用の方法を柔軟に対応してくれました。このように就活する弁護士に対しても思いやりを持つことができる事務所であれば、事務所の環境も間違いなくいいと考え、当事務所にぜひとも入所したいと思いました。
そして、無事に採用して頂き、現在も当事務所で働いています(そのとき、内定辞退してしまったにもかかわらず、それを許して頂いた各事務所にも、感謝しています)。
今でも、当事務所は、弁護士として成長するためには最適の環境ですし、また、当事務所が成長するためにも新しいメンバーを必要としています。これを読んで当事務所に興味を持った方は、是非エントリーをお待ちしています。
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東京法律事務所 医療事業部 70期 弁護士 上田 圭介 東京弁護士会所属
私の弁護士就職体験談
法的知識に加え医学的知識が自負できる強みへと昇華するであろう、と考えております。
70期の上田と申します。
就職体験記を執筆するにあたり、弊所からの採用内定通知書を机の中から引っ張り出してみました。確認すると、内定通知を受けたのは平成29年12月27日でした。これを読んでいる司法修習生の皆さんは、「12月27日なら導入修習直後に決めたのだな。早めだな。」などと思ったかもしれません。残念ながら、その感想は誤りです。私は70期ですから、導入修習が始まったのは、平成28年11月であり、平成29年12月27日といえば既に2回試験の合格発表も終え、同期の一部は既に弁護士登録して働き始めているような時期です。
以下では、このような事態に至った経緯や現況等を、簡単にお話しします。
司法試験合格後、私は、就職情報サイトに登録をしました。就職活動のための武器が無かったので、法律事務所側からのアプローチがあろう筈もありません。そのため、自分からアプローチしなければ就職活動が始まりません。しかし、どのような仕事をしたいのか具体的な希望がなかったがゆえに、どの法律事務所・企業へアプローチすべきか定まらず、その結果、何もしない、という状態が継続していました。
もっとも、ひとつだけ漠然とした希望がありました。それは、弁護士として働くのであれば、(たとえ過信であっても、)自負できる強みを身に付けたいというものでした。
そのような漠然とした想いだけを抱き、2回試験合格を確認した頃、就職情報サイトからのメールにより、弊所の存在を知りました。各弁護士が特定分野の事件を集中的に担当することで、個々の弁護士の知識、専門性を高めるという方針が、至極合理的であり、強みを身に付けたいという私の漠然とした希望にまさに沿うと考え、(恥を忍んで71期向けの)説明会へ応募しました。
その結果、現在に至るまで、弊所医療事業部にて多数の医療過誤事件を担当しています。日々、法的知識に加え医学的知識が身に付いていますので、(過信かもしれませんが、)近い将来、それらの知識が自負できる強みへと昇華するであろう、と考えております。
この就職体験記を読んでくださっている皆さんは、医療過誤事件には興味がないかもしれませんが、弊所では医療過誤事件以外にも様々な分野で個々の弁護士の専門性を高めることができる環境が整っていますので、弊所の情報を確認したり説明会に参加したりしてみてはいかがでしょうか。将来について具体的な希望が定まっていない方は、(弊所内で実現するかは措いて、)希望が定まるきっかけになるかもしれません。
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埼玉法律事務所 70期 弁護士 橋本 雅之 埼玉弁護士会所属
私の弁護士就職体験談
弊所は、充実した研修や経験を積むことができることはもちろん、魅力的な弁護士であふれています。
念願の司法試験に合格した瞬間、安堵の気持ちの一方で、いわゆる上位ロースクールを卒業したわけでも、司法試験に初回で合格したわけでもない私が、就職できるか不安でした。
就職するうえで私が重視したことは、3点ありました。
1点目は新人研修が充実していること、2点目は早期の段階から十分な経験を積むことができること、3点目は信頼できる弁護士がいることでした。そこで、私は、当該3点を指針に就職活動を始めました。
そんな折、ロースクール主催の合格者祝賀会がありました。当該祝賀会のなかで、私がロースクール在学中からお世話になっていた弁護士(以下「先輩弁護士」といいます。)とお話しする機会がありました。その先輩弁護士が所属していた事務所が、弊所でした。
私は、先輩弁護士から、入所半年程度は兄弁と共に仕事をすること(1人で放置されることはないこと)、新人弁護士を対象にした研修が充実していること、1年目から多くの案件を任せていただき、同期より2歩も3歩も早く成長することができることを知りました。もちろん、先輩弁護士は、私が最も信頼していた弁護士でした。
弊所は、まさに私が掲げた3つの指針全てを満たしていました。
私は、すぐに弊所の説明会に参加し、弊所所属の多くの弁護士からも話を伺い、入所を決意しました。
弊所は、充実した研修や経験を積むことができることはもちろん、魅力的な弁護士であふれています。皆様に弊所を知って頂きたく、皆様からのエントリーを心待ちにしています。
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東京法律事務所 企業法務事業部 71期 弁護士 大平 健城 東京弁護士会所属
私の弁護士就職体験談
私にとってALGは、最初から最後まで具体的な説明をしてくれ、内定をもらうまで一貫したイメージを持ち続けることができた点、非常に魅力的な事務所でした。
私は、司法試験の受験から合格発表までは、ほとんど就職活動を行いませんでした。その理由については、特別意識していたわけではありませんが、何となく落ちているかもしれないとの不安があったのか、合格発表までは、就職活動に身が入らず、求人の情報を確認する程度で、履歴書を作成したり、面接に臨んだりしたことはありませんでした。
そんな私が、合格発表後、まず開始したことは、様々な事務所説明会に参加することでした。各予備校や弁護士会が主催する合同説明会、自分の興味が少しでも湧いた法律事務所の説明会は、スケジュールの都合がつけば原則参加すると決めて、なるべく多くの説明会に参加しました。そのようなことを始めた理由としては、合格発表までに様々な求人情報に触れたものの、字面で確認できる情報からでは、自分が弁護士として働いているイメージをいまいち持てなかったため、実際に弁護士に会って話を聞いてみようと思ったからです。
いくつもの説明会への参加を経て、私は、自分の仕事を楽しそうに語ってくれる弁護士と、そうでない弁護士とがはっきり分かれているなというイメージを持ちました。そして、自分の仕事を楽しそうに語る弁護士は、自分の仕事について具体的に教えてくれ(もちろん守秘義務に反しない限りです。)、そのような弁護士の話を聞いていると、自分が弁護士として働くイメージがどんどん湧いてきました。
その中で、この先生となら一緒に仕事をしたいと思える弁護士が在籍している事務所のいくつかに履歴書を送り、面接を受けていきました。いくつかの選考を同時並行で進めていましたが、ALGもその一つでした。
ALGでの選考は、1次面接から非常に印象的でした。選考を担当した弁護士から様々な質問をされる中で、私が企業法務を専門にしたいと答えると、「企業法務って何をするイメージ?」と問われ、企業再編や企業間の紛争解決のための交渉や訴訟と答えたところ、「企業法務はもっと泥臭い業務だよ」と、企業にまつわる様々な法的問題や、具体的な企業法務関連業務の中身を教えてもらいました。そのようなやり取りの中で、自分がALGで働くイメージを具体的に掴むことができました。2次面接でも、選考を担当した弁護士が楽しそうに仕事の話をしていることが印象的で、この事務所で働きたいとの思いを持つことができました。
その後、ALGから内定をもらった以降は、ALGに就職すると決めたため、他の就職活動はきっぱり止め、残りの修習期間を楽しく過ごしました。
就職活動を経て私が学んだことは、何を決断するにも具体的な事実関係を確認しなければならないということでした。弁護士は言葉を扱う専門家であるため、説明会で事務所の説明を聞いていると、何となくすごい業務を扱っている事務所なんだなと思ってしまうことがありますが、具体的に、主たる業務の内容や日々の執務の内容を聞いていくと、最初に抱いていたイメージとは全く違う答えが返ってくるということもそれなりにありました。実際、他の事務所に就職した修習同期と話をしていると、就職前の働くイメージが実際の働き方と一致しないという声も少なからず聞こえてきます。
その意味で、私にとってALGは、最初から最後まで具体的な説明をしてくれ、内定をもらうまで一貫したイメージを持ち続けることができた点、非常に魅力的な事務所でした。なお、ALGに就職し、企業法務事業部で執務を行っていますが、就職する時に抱いていたイメージと、実際の執務のイメージは、大きく違うことはなく(もちろん弁護士として働く大変さを日々実感してはいますが)、現在の執務状況に非常に満足しています。
就職活動をしている又はこれからしようとする皆さんにあっては、せっかくの機会ですので、様々な弁護士と会っていただきたいと思います。採用条件や事務所の一般的なイメージ等の情報も、就職活動における大事な考慮要素だとは思いますが、自分が働き始めたときに、その執務環境が満足いくかどうかについては、やはり、一緒に働く「人」が一番重要です。様々な人と会い、自分が一緒に働きやすいと思える人を探していただければと思います。
そして、是非ともALGの事務所説明会にも足を運んでいただきたいです。もし、私が担当している回にご参加いただければ、私がいかに楽しく仕事をしているか、具体的にお伝えできるものと思います。
それでは、皆さんのお越しを新宿の東京法律事務所にてお待ちしております。
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大阪法律事務所 71期 弁護士 上林 祐詞 大阪弁護士会所属
私の弁護士就職体験談
当事務所は、非常に風通しの良い事務所であり、先輩方は、いつも丁寧に指導してくださいます。
私が当事務所に履歴書を送ったのは、司法試験合格発表後でした。
私は、司法試験の合格発表まで、就職活動を全く行っておらず、それまで、法律事務所を訪れたのも法科大学院時代に行ったエクスターンシップのみでした。エクスターンシップでは、指導担当の先生が丁寧に指導をして下さり、法律事務所で働く弁護士業務を肌で感じることができたものの、あくまで研修生という立場もあり、その期間もわずか2週間であったため、実際に自分自身が弁護士として、法律事務所で働く具体的なイメージが湧きませんでした。
そのため、私が、就職活動において重視したのは、実際に就職活動先の事務所で自分が弁護士として働くイメージができるかという点でした。就活先を選ぶ際には、どうしても事務所の取扱事件や弁護士の人数等に目が行きがちですが、私は、事務所内の雰囲気や就職した後に自分の上司となる事務所の代表弁護士や先輩弁護士の人柄等を重視した方が良いと思っています。
確かに、弁護士業務は、非常に多岐にわたり、取扱事件も事務所によって様々であることから、自分の興味がある分野の仕事をするために事務所を選ぶことも重要です。しかし、自分の興味がある分野で能力を発揮するためには、事務所の雰囲気や諸先輩方による適切な指導があって、初めて実現するものだと思います。そのためにも、就職活動においては、自分が就職活動先の法律事務所で働くことを強くイメージして、面接や就職試験等に臨むことをお勧めします。
当事務所の場合において、私が面接を行っていただいた際にも、面接を担当してくださった先生方が終始和やかな雰囲気で話を聞いてくれていたこともあって、面接開始時には緊張していた私も、最終的にはリラックスして話ができ、弁護士業務とはあまり関係のない趣味の話やこれまでの私がしてきた仕事の話で盛り上がったことをよく覚えています。
このように、私がリラックスして話ができたのは、ひとえに、大阪法律事務所の雰囲気の良さや所長である長田先生をはじめ先輩弁護士の人柄によるものだと感じました。面接を終えると、私は、当事務所で働きたいと思うようになり、実際に弁護士として、当事務所で働くイメージを持つことができていました。
実際に、当事務所は、非常に風通しの良い事務所であり、先輩方は、いつも丁寧に指導してくださいます。明るい雰囲気の中で、精一杯仕事をしたいと考えておられる方は、当事務所に一度エントリーされてはいかがでしょうか。
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横浜法律事務所 71期 弁護士 白須 黛 神奈川県弁護士会所属
私の弁護士就職体験談
各人の考え方を尊重するという柔軟な組織であり、私の稚拙な考えにも十分耳を傾けてくれました。
多くの法律事務所は、司法試験の合格発表後に採用活動を本格的に指導します。私も、合格発表まではいくつかの事務所の事務所説明会に参加したのみで、実際に履歴書を送ったり、面接を受けたのは司法試験合格後でした。
私が就職活動にあたって意識していたのは一つだけです。そしてそれは、就職活動を行う皆さんにも是非お勧めしたいことですし、多くの事務所から内定をもらうよりも大切なことだと考えています。
それは、事務所のニーズに自身を無理やり合わせるのではなく、自身の個性や考え方を尊重してくれる事務所を探すということです。一般的には、多くの内定を得て、その中から最もよい条件で選ぶために、事務所の求める人材像に都度自身をあわせていくと思います。内定を得て安心したいという気持ちは理解できますので、それも就職活動の方法の一つではあると思います。
しかし、本当の自分を受け入れてくれて、また、自分自身も事務所の考え方に共感できるという環境で働くことが、仕事の充実感を得るために最も重要なことだと、私は考えています。
多くの法律事務所は、司法試験の合格発表後に採用活動を本格的に指導します。私も、合格発表まではいくつかの事務所の事務所説明会に参加したのみで、実際に履歴書を送ったり、面接を受けたのは司法試験合格後でした。
私が就職活動にあたって意識していたのは一つだけです。そしてそれは、就職活動を行う皆さんにも是非お勧めしたいことですし、多くの事務所から内定をもらうよりも大切なことだと考えています。
それは、事務所のニーズに自身を無理やり合わせるのではなく、自身の個性や考え方を尊重してくれる事務所を探すということです。一般的には、多くの内定を得て、その中から最もよい条件で選ぶために、事務所の求める人材像に都度自身をあわせていくと思います。内定を得て安心したいという気持ちは理解できますので、それも就職活動の方法の一つではあると思います。
しかし、本当の自分を受け入れてくれて、また、自分自身も事務所の考え方に共感できるという環境で働くことが、仕事の充実感を得るために最も重要なことだと、私は考えています。
私の場合、組織内に、新たな考え方や文化を取り入れる風土があるかどうかが重要な要素であると考えていたため、その風土の存在が重要だと考えている理由について、毎回面接のときに話していました。
事務所の方針が固定的に決まっていたり、既に組織として完成してしまっている事務所では、あまり上記の話題について掘り下げられることはなく、面接官とそういった話題で盛り上がることもありませんでした。
しかし、当事務所の場合、まだ成長過程にある事務所で、各人の考え方を尊重するという柔軟な組織であり、私の稚拙な考えにも十分耳を傾けてくれました。私自身の考えを受け止め、尊重してくれたという点が、非常に嬉しかったのを覚えています。新たな考え方を取り入れるといった話題は発展していき、面接の際は、当事務所の片山代表と、組織理念が各構成員にまで浸透するためにはどのようにすればよいのか、という弁護士採用とは全く関係のない話で盛り上がっていました。
当事務所は、各人の考え方や個性を尊重する方針です。内定を獲得できるように面接の準備をすることは重要ですが、自分の強い個性や考えをぶつけてみたいという方は、ぜひ当事務所に一度エントリーされてはいかがでしょうか。
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大阪法律事務所 71期 弁護士 田中 桜 大阪弁護士会所属
私の弁護士就職体験談
自分の考え方や、やりたい仕事について積極的に話したところ、当事務所に私の考え方や個性が受け入れられ、入所することになりました。
多くの法律事務所は、司法試験の合格発表後に採用活動を本格的にします。私自身、合格発表まではバイト等を行っていたため、合格発表までは就職活動は行っていませんでした。
私が就職活動にあたって意識したことは、自分を上手く見せようとするのではなく、ありのままの自分を見せることでした。それは、就職活動を行う皆さんにも是非お勧めしたいことですし、自分を上手く見せることで、より多くの事務所から内定をもらうよりも大切なことだと考えています。
その意識をもって就職活動を行うことで、自身の個性や考え方を尊重してくれる事務所と出会うことができると思います。一般的には事務所の求める人材像に自身を合わせていくことを行いがちです。私自身もそうでしたし、就職活動中には、早く内定を得て安心したいという気持ちは理解できます。
しかし、仕事をする上で、就職先の事務所の人たちに自分の個性や考え方を受け入れてもらうことは仕事を充実させるという点でも非常に重要です。
私自身、就職活動を始めた頃は、面接に行った先の事務所の求める人材像に合わせて、事務所の志望理由などを話していました。しかし、私が事務所の方針に無理に合わせていることが伝わってしまっていたのか、なかなかうまくいきませんでした。
私は、就職活動がうまくいかないことを友人や先輩の弁護士等に相談し、面接の練習やエントリーシートのチェックをしてもらいました。その際に、先輩の弁護士から、もっと自分のやってみたい分野などを自由にエントリーシートに記載したり、面接においても話してみたらよいのではないかとのアドバイスをもらいました。
私は、そのアドバイスを受けた後、自分のやってみたい分野などを積極的に面接等で話すようになり、面接も最終選考へ残れるようになったり、うまくいくようになりました。
そのような中、母校の司法試験の合格祝賀会で偶然、当事務所の弁護士から声をかけられ、採用面接に呼んでもらうようになりました。その採用面接において、私は自分の考え方や、やりたい仕事について積極的に話したところ、当事務所に私の考え方や個性が受け入れられ、入所することになりました。
就職活動でうまくいかず、悩まれる方も多いと思います。そのようなときは一人で抱え込まずに友人等に相談したりして、自分らしく頑張れば、自分の個性等を受け入れてくれる事務所に出会えると思います。最後になりますが、これを読まれている皆さんが充実した就職活動ができるように祈っています。
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東京法律事務所 企業法務事業部 72期 弁護士 アイヴァソン マグナス一樹 東京弁護士会所属
私の弁護士就職体験談
専門部が分かれていることもあり、自分のやってみたい仕事をすることができる可能性が高いと感じます。
私は、最初に入所した事務所を4か月ほどで退所し、弊所に転職をしました。そんな私が後輩にアドバイスをするのであれば、就職活動は、慎重かつ計画的に行わなければならないということです。
弁護士の就職活動において、私はどのように進めればよいのかを迷っていたので、よく先輩にお話を聞きに行きました。
その中でよく聞いたのは、弁護士の就活は、縁で決まるものだという話です。確かに、多くの事務所においては、正式な面接を経たりすることなく、司法修習中に機会を得て入所するということがあります。それはまさしく縁というべきものでしょう。
縁によって、自分と相性のいい事務所と巡りあえた場合には、特に問題がありません。しかし、そうでない場合には、弁護士として業務に慣れなければならない大変な時期に就職活動をしなければならないという憂き目に遭うこともあります。
私が最初に入った事務所は、司法修習中の縁で入所しました。しかし、その事務所は、急激に組織体制が変化しており、新人を教育する余裕がなかったように感じます。
また、転職の際に、多くの修習同期に相談をしたのですが、その際、私と同じように縁で入所した事務所で思ったような働き方ができず、転職を余儀なくされている方が思いのほか多かったです。
以上の経験から、私は、縁で就職活動をするのは、一種のギャンブルであり、人生がかかっていることを考えると避けるべきであると考えます。
最後に、本就職体験記の趣旨に則り、少しだけ弊所について宣伝をします。まず、弊所には、先輩に質問をすることができる風土があります。また、専門部が分かれていることもあり、自分のやってみたい仕事をすることができる可能性が高いと感じます。
(私もまだまだこれからですが)弁護士として経験を積むことのできる素敵な事務所だと考えています。
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東京法律事務所 72期 弁護士 有村 朋江 東京弁護士会所属
私の弁護士就職体験談
交通事故案件に特有の知識を学ぶことができているため、今学んでいることは、弁護士としての強み、武器になるだろうと感じています。
法律事務所の就活は、司法試験受験後や合格後から始める方が多いと思いますが、私が就活を始めたのは、導入修習開始後の時期でした。
就活において私が行ったことといえば、司法修習生向けの求人サイトで情報を集め、事務所説明会に行き、面接を受けるというごく普通のことだけでしたが、重視したポイントが二つほどありました。
まず、一つ目は、私が関心を持っている分野の案件を多く扱っている事務所かどうかということです。
それは、特定の分野に精通することは、弁護士としての強みになると考えたからです。
実際に弊所に入所し、多くの交通事故案件を扱う中で、一般的な法的知識だけでなく、交通事故案件に特有の知識を学ぶことができているため、今学んでいることは、弁護士としての強み、武器になるだろうと感じています。
次に、二つ目は、事務所の環境です。
新人でも早く成長できるように、質問等がしやすい雰囲気であることや、教育体制が整っていることも私が重視したい点でした。
弊所の事務所説明会に参加した際、明るく和やかな雰囲気を感じたほか、新人弁護士を対象とした勉強会も実施されていると聞き、弊所の面接を受けてみることにしました。
実際、先輩弁護士は皆、私の些細な疑問にも快く答えてくれ、非常に充実した環境で過ごすことができています。
就活をするうえで重視するポイントは人それぞれだと思いますが、多くの事務所説明会に参加して多くの弁護士から話を聞いてみることで、自身に合う事務所に出会えるのではないでしょうか。
ぜひ、一度弊所の事務所説明会にエントリーし、弊所の雰囲気に触れてみてください。
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名古屋法律事務所 72期 弁護士 佐々木 滉 愛知県弁護士会所属
私の弁護士就職体験談
顧問先も増やせるように活動をしてるとお聞きし、新しいことにもチャレンジしていくということに、面白さを感じました。
72期の佐々木と申します。
弁護士事務所に就職するにあたって、様々な条件を考えておられるかと思います。待遇、案件の種類、職場環境、自己や事務所の将来性、受任へのつながり方など、要素はいくつかあると思います。
職場環境は、分からないことがあった場合の対処の仕方、同じ事務所内の他の弁護士に相談できるのかできないのか、案件を振られて放置されるのかされないのか、新人弁護士のステップアップへの考え方、事務所の方針が固定的かどうか等々、事務所によって様々かと思います。私は、弁護士になったばかりで分からないことだらけということもあると思ったので、特に職場の環境を重視して就職活動をしていました。事務所説明会や面接の際には、上記のようなことをお聞きし、執務室の様子についても見せていただくこともお願いしていました。お話を伺うと、説明会や面接の際に、ALGでは、先輩弁護士が、案件の担当の有無にかかわらず、日々相談しあっていること、放置されずに案件を担当することになること等々をお聞きしていました。説明会や面接でお会いした所長や先輩弁護士に、私は、相談しやすい先生方だと感じました。また、現状固定ということではなく、顧問先も増やせるように活動をしてるとお聞きし、新しいことにもチャレンジしていくということに、面白さを感じました。
さらに、専門性ということも大切かと思いますが、私は、実際に案件に関わってみなければ、よしあしや向き不向きということも分からないと思いましたので、様々な案件に関わることができるような事務所を探していました。この点、ALGは、各拠点で、特定の分野に固定されずに案件を担当できると聞いていました。実際に、1年目の私でも、離婚、相続、建物明渡し、損害賠償請求、労働問題等々様々な案件に取り組めています。
加えて、自由とも聞いていましたが、働いてみると、筋や根拠が立っていれば、私の意見も尊重される環境でした。
どういった事務所に入所されたいかは、皆さんのお考え次第だと思いますが、具体的に働いているご自身のことを想像し、エントリーしてみてはいかがでしょうか。
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